リニューアル

商業ビルのパブリック照明の改修計画の為、現場にきています。ライトアップは建築的外装も追加されるので比較的、最初のイメージどおりに計画できそうです。しかし、内部のパブリック照明は既存の照明をどうするかによって予算も計画も変わってきます。既存器具のみ変更する場合、ダウンライトだと取り付け穴の径を同じものにする必要があるし、仮に同じ径のDLが見つかっても天井の懐が無い場合、その器具も使用できないこともあります。天井は、見た目に平らなので天井の中も平らのように思われますが実は迷路のようになっていることも少なくないのです。照明のリニューアルは最初に思い描いていたイメージも大切ですが天井の中や現状の配管設備によって臨機応変に対応できるかが成功するか、しないかのカギになっていると言っても過言ではないと思うのです。