2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

オートトラック

写真は、以前プランした大学のギャラリーそこについているのは、アメリカ製のライティングダクト『エジソンプライス社製オートトラック』である。日本のライティングダクトと違ってプラグ部分まで天井に収まるのですごくきれいな収まりになる。ただし、この…

ハルカス

ハルカス美術館に行こうと思っていたのに時間が無くなってしまった。一部、自分が照明デザインした器具が入っているのにまだ見れていない、、、。平日は20時までなのに、、、。このアベノ歩道橋の照明計画もしています。

美術館照明-006

最近の美術館照明の光源のメインは、ほとんどLEDである。でもあと何年かすると有機EL(OLED)に変わるかもしれない。MCパイオニアOLEDライティング株式会社からお借りした有機ELを見てふと、思ってしまった。現在、LEDに比べ、コストが高かったり、光束が少…

美術館の照明デザイン-005

美術館の照明の場合、展示に対する照明だけにポイントがおかれがちであるが実は、展示室に入るまでの照明計画がとても重要である。展示室は、暗く狭い場合もあるのでできるだけ展示室に入る前に眼を暗さに順応させておきたいのである。器具は、反射鏡が鏡面…

美術館の照明デザイン-004

先日のブログで美術館照明では、演色性の高い光源が必要と書いたが、実は、例外もある。作家先生(アーティスト)が、希望する光である。いくら高演色形の再現性の良い光源で作品を照らしてもその作家先生のイメージがその光で無かったらその光源は良くない…

美術館照明-003

美術館照明で重要になってくる要素に演色性というものがある。単位はRa(あーるえー)、この値が100に近くなるほど演色性が良いという事になり 色の再現性が良いという事である。今まで何十年と美術館で使用してきたハロゲン(Ra100)や美術館用蛍光灯AAA(Ra95…

美術館照明-002 ラインLEDの難しさ最近のLEDは、高出力で尚且つ小さくなりつつある、美術館照明のウォールウォッシャー用を開発する上で、細いラインの方が光学制御する上で有利に思っている人が多いが実はちょっと違う。細ければそれだけ反射鏡の精度を上げ…

美術館照明-001

美術館の照明でどうしても困難な現場がある。 それは、天井高が低い現場だ。 また、そういう現場に限り大きい絵が入ってくる。天井と絵画の天端との差が150mm以下だと照明器具も 上部まで照らせないものも多く、仮に照らせてもピークが強くて あまりよくな…