フランク ロイド ライト

フランク ロイド ライトといえば世的有名な建築家ですが照明にもすばらしものが沢山あります。私が好きなのがこのタリアセン。
ライトは、作品によって、和風モダン的な要素を持っているのも(ライトは、和風を否定している)ありますが、このデザインは、まさにライトのデザインだと思うのです。上下の開いた小さいボックスに光源を配置し、そのボックスのふたが反射板になるというものです。またこのふたは、取り外してボックスの下に入れる事もできるので光量の調整もできる優れものです。
なかなか口では言い表せないのでyamagiwaに行って実際に見てもらうほうがいいかも・・・。
でも当時の照明と言えば、ほとんどガラスや布をかぶした照明しかない時代、光源を見せないで間接的な光で構成したこのデザインは当時、受け入れにくいものだったかもしれません。ただ、ライトの建築の中に入るとそれは、自然と空間に溶け込み建築と一体になってしまうのです。ある意味空間を選ぶ器具かもしれません。
でも、いつか使ってみたい照明器具なのです。