スライド

今週末セミナーをすることになりました。ちょっと前までセミナーをする時は35mmスライドでしていたのですが最近は、PCと繋がったプロジェクターで行なう場合がほとんどです。そうなると今まで溜めに溜めてきたスライドをどうやってデータ化するか困ってしまいます。15年間で10000枚以上あるスライドを事務所にあるフィルムスキャナーでスキャンするには莫大な時間がかかってしまいます。で、取り合えず今回は、セミナーで使用する分だけカメラ屋さんでデータ化してもらう事にしました。一枚72円で基本料金525円でしてもらえるそうです。世の中は確実にデジタル化に進んで行ってますね。たぶん照明も近い将来デジタル化されるんだと思います。しかし、デジタル化されることですごく便利になっているんですが、それに伴って何か失っていくような気がしてなりません。スライドにしても出来上がったスライドをルーペで見るときのあのドキドキ感はすごくすごく気持ちの良いものですし、スライドプロジェクターの1枚1枚切換えるごとに出る『ガシャン』というあの音もすごく心地良い音です、セミナーの時はあの音がリズムになってしゃべりやすく、また一呼吸おくタイミングにもなっていました。照明も断然、白熱球の方が温もりや優しさを感じさせてくれます。そう考えるとこのままデジタル化が進んでくると人間の心までデジタル化されてくるんじゃないかと不安になってきました・・・・。