昨日、特別講師と言う事でインテリア学科の学生に照明の話をさせていただいた。実際に照明器具を見て話が出来るようにyamagiwa心斎橋行った。そこで学生に店にある器具で好きなものを1点選んでもらってその説明をしてもらった。意外だったのがカステリオーニやアルバアールト、PH5、フランクロイドライトなどの30年以上前にデザインされたものを選んだ学生が多かった事である。巨匠と呼ばれた人のデザインは、やっぱり時代が経っても普遍なのであろうか?また、最近のデザイナーではジャスパーモリソンを選んだ人が何人かいた。彼のデザインは一見すると現代風であるが、どこか昔の雰囲気をかもし出している。そう考えるとデザインとは懐古しながら進化していくものかもしれないと思うのである。スタルクのデザインも過去のデザインをリスペクトしつつ新しさを表現している。だからこそ学生には過去の作品から学んでほしいと思うのである。

  • 生徒が選んだ照明器具(抜粋)

デザイン:ジャスパー・モリソンデザイン:アッキーレ カステリオーニデザイン:倉俣史朗

デザイン:フランクロイドライトデザイン:ヴェルナー パントン