ライトアップイベント

先週末、梅田で行われていたライトアップイベントを見てきた。雨模様だったこともあって、立ち止まってライトアップされたビルを見る人は、ほとんどいないようであった。ビルの壁面には調光制御されたプロジェクターの光がドットで照らされいろんな模様を作りあげている。時には有機的に、時には無機的に光が動く。動きは面白いのであるがなぜか盛り上がりに欠けるのである。どうしてだろうか?と考えてみるとやっぱり音が無いからだと思うのである。花火も音が聞こえるのと聞こえないのでは雲泥の差がある。多分、音が聞こえていたら立ち止まる人も多かったと思うし、光の演出効果も引き立ったと思うのである。ただ、ライトアップイベントにおける音は、非常に難しいのである。音量の大きさによってはクレームになるし、小さすぎると遠くから見ている人に聞こえない、また、光と音は距離が離れるほど音と光がずれるので演出効果をうまく伝え難い。音響の効果が悪い屋外で光と音をうまく連動させるいい方法は、ないのだろうか?そういえば香港で行われている町全体を使って行われるライトアップショーはどうやって音を出しいるのだろうか?テレビで見る分には音と光が同調していたように思うのであるが、本当はどうなんだろう?実際に見に行くしかない?