照明審査

先週の金曜日、照明学会の普及賞の現場審査が行われる為、奈良の竣工した現場に行ってきた。おもに建築物件に対して行われるこの賞は、優秀な照明デザインの建築の施主を表彰する為のものである。施主を表彰することで照明文化の向上や啓蒙など、照明を広く多くの人に知ってもらおうというのがこの賞の目的である。関西地区では毎年、応募された建築物件の現場で審査がある。照明デザインは応募写真ではわからないところが多々ある。現場で直接、光を見て審査することで写真に無いグレアや照度分布図ではわからない光の広がりなどがわかると思うのである。ただこの現場審査も地区によっては、なかったりするらしいの。できれば、すべての地区おいて現場審査をしてほしいものである。そうすれば照明デザインの賞としてもっと権威のある賞になると思うのである。