見学会

土曜日、車で15分のところにできたフィットネスクラブの見学会に行ってきた。3月のオープン前の施設見学会である。普通であれば見に行かないのであるがフィットネスクラブの設計が陶器二三雄さんであり、この施設の向かいに建つ国立国会図書館関西館も陶器さんが設計したものである。このまったく違う施設を景観的にどうデザインしたのか興味があったのと最近出てきたおなかも気になり見学会に参加してきた。(見学会の新聞のチラシを持って、チラシにも陶器デザインと書かれていたそれも顔写真入りで)まず、外観はリブ付きウォームシルバーメタル系の素材で覆われていて図書館のガラスのファサードとは対象的である、しかし、陶器さんのデザインだとわかる雰囲気をかもし出している。一見するとまったく違うデザインであるが車で図書館とフィットネス施設の間を走ると不思議と調和がとれている。高さや開口部のボリュームがそう感じるのであろうか?中に入ると白い壁面とフローリングの吹き抜け空間があり、ランニングマシーンをすると目の前に国会図書館が見えるようになっている。照明も図書館と同じように建築化照明をメインにしていて、一部ある意匠的な照明はすべてルイスポールセンでまとめられてた。特に吹き抜けのマシーンジムエリアとプールはアッパー照明のみで計画されていて白い天井が浮かび上がりとても気持ちの良い空間になっている。フィットネスは身体をリフレッシュするものであるがこの空間に入れば心もリフレッシュできるそんな施設に感じた。


・奥に見えるのが国立国会図書館

・内部の写真はNGでした。