日本橋三井タワー

デザインアーキテクトは、シーザー・ペリアンドアソシエーツ ジャパン
設計管理 日本設計


海外のデザイナーが入ると日本的な素材を使っていても
なぜか海外のビルの雰囲気を感じます。

ブラケットと竹が印象的な吹き抜けのロビー
天井のDLやブラケットのメンテナンスはどうやってするのだろうか?
ダウンライトは、多分、天井裏交換か?

オフィス棟への通路、グレアレスのDLが床面だけを浮かび上げる事で
奥のエントランスの間接照明が引き立ち、自然と導く効果を創りあげている。


三井記念美術館への入り口
光壁と光の階段がアイキャッチ性を創りあげている。

マンダリンオリエンタルホテル東京への入り口
2FにあるのはエントランスのみでここからEVで38階のロビーに行く
この暗さ感が心地良い、非日常への入り口を感じる。

38階のロビー、間接照明とペンダント、フロアースタンドが暖かく迎えてくれる。

フロアースタンド、空間の程よい暗さがスタンドを引き立たせる。

カウンター、奥に見える暖炉?の火がホテルへの期待感を高める。

37階EVホール、光床のガラスの素材もテクスチャーが変わっていて柔らかい
雰囲気を感じる。

37階EVホールからバーを見ると壁面の光が印象的な雰囲気を創りあげる。

38階から見える夜景
これから東京はホテルの戦国時代となるようである。
フォーシーズンホテル、グランドハイヤットホテル、コンラッド東京、リッツカールトン、ホテルペニンシュラなど高級ホテルが軒並み建ってくる。海外のホテルは日本のホテルにない雰囲気を持っている。そうなると日本のホテルは、何か差別化しないと生き残れないかもしれない。これから高級路線でいくのか?それともコストで勝負するのだろうか?ただこの海外のホテルもどこまで需要があるのか疑問である。日本のホテルが無くなるのか?海外のホテルが無くなるのか?10年後いや5年後ぐらいには結果が出ているかもしれない。