ランプがない!

一般的にビームランプと言えば店舗の外構やサインなどで使用されるものである。ダイクロハロゲンが出るまでは、このランプがスポットライトとしてよく使用されていた。しかし、ダイクロハロゲンと比べると光度が低く寿命が短いため今ではあまり使用しなくなってきている。ただ、このビームランプと同じサイズでハロゲンビームというものがある。私は10年ほど前からこのランプを良く使用している、一般のビーム球に比べて光度が3倍以上あり、またIRタイプだと一般的なダイクロハロゲンと同じ3000時間の寿命がある。また、屋外で使用する場合もダイクロハロゲンではできないランプむき出しで使用できるので安価でハイパワーな光を創りあげることができるのである。今一般に使われているビームランプをこれに替えれば元々150Wの器具に60Wで同等以上の光を出すことができ寿命も1.5倍になる。ただ、この光源は日立GEでしかあつかってないのである。一部似たタイプを東芝が扱っていたのだが生産完了品になってしまった。日立も通常在庫では無くなっていて受注品的な扱いになっている。昨日の話とも通じるがなぜこんな効率の良い光源が手に入りにくく、効率の悪いランプばかり残っていくのだろう。確かにコストは一般のビームランプより高くなるが電気料金が安くなることで差額のランプ代は相殺できるはずである。
日立ライティングさんもっとこのランプの良さをアピールしましょ、だっていいランプですよ本当に。

↑一般的なビームランプ

↑ハロゲンビームランプ
ナローの最大光度がビーム球の3倍あるのがわかる。