いさぎよいデザイン

私が照明デザイン計画する上でいつも気をつけているのが、その空間に対してどうデザインすれば潔い(いさぎよい)デザインになるかである。私の照明デザインポリシーは、照明器具を目立たせない、グレアを感じさせない、照度(床面)を重視しないである。しかし、いくら照明を目立たなくしても空間に対して中途半端な位置に照明が来る場合がある。こんな時、自分は、いさぎよくその器具をやめる事にしている。でも実は潔くやめる前にはすごく悩みぬいている。ダウンライトを一個やめるかどうかに一日考えた事もある。それでも答えが出ない場合も・・・。そこに光が要るか要らないかの紙一重のデザインそれが潔いデザインかもしれない。