疑問だらけの青色防犯灯

このブログをアクセスログをみると青色防犯灯で検索されて来られる方が非常に多いので
今回は光源を検証してみた。一般的に街路灯の光源として使用されるのは水銀灯や高圧ナトリウムであるそれを青色に変える事でどれだけ光束(光の量)が落ちるのか?下記のカタログを見ると水銀灯250Wから変更した場合、12700ルーメンあった光束が4500ルーメンに落ちている約1/3の明るさである。この場合、今ある街路灯に光源だけ青色に変更したら、場合によってはJIS基準に満たない照度になっているも可能性がある。JISには青なら照度値を下まわっても良いとはなっていない。実際に青色防犯灯をしているところのほとんどが光源だけを変えているのである。その場合、照度不足の可能性があるのである、また、実際に歩いてみても暗く感じる。もし事故がおこった場合、照度不足による可能性も出てくるのである。その場合、どこが責任をとるのだろうか?また、照度だけでなく寿命も半分の6000時間である。街路灯の場合、高所作業車によるメンテナンスなので費用も高くなってしまう。それが2倍になるのである。それにランプ価格も倍以上になっているのである。そう考えると青に換えるメリットがどれだけあるのだろうか疑問である?本当に行政側はこのデメリットを把握してやっているのであろうか?マスコミの影響だけで安易に設置しているように思うのだが、それだけはやめてほしいものである。