ブラックイルミネーション

先週からブラックイルミネーションやライトダウンと呼ばれる照明を消すエコロジーイベントが始まっている。この間は、東京タワーのライトアップも2時間消すことになっているようだ。照明を消す事で省エネをうったえる事は、あまり好きではないが照明を考える上ではいい機会かもしれない。だいたい日本における照度設定は欧米に比べすぎると明るすぎるのである。照明は明るい部分があるとその明るさに慣れてしまい、その横に建てるものはそれよりもっと明るくしようとする。それが悪循環となって、年々、明るくなってきているのである。日本の照明がすべて消えてる状態で照明計画すれば照明は半分にすむかもしれない。環境省は照明を消す事で省エネをアピールすることも良いが日本における照明文化の改善も必要だと思うのである。クールビズは温度を上げる代わりにネクタイを外そうと言ってる。照明はどうだろう?執務室の蛍光灯を半分消す代わりにタスクライトを使おう!とかダメだろうか?考えればいろんなアイデアが出るとおもうのであるが・・・・。