集魚灯

集魚灯を知ってる人も多いと思うが本来は魚を集めるためのものである。ちょっと前になるが、この集魚灯のメーカーさんが事務所に来られた。僕らのような照明デザイナーとは関係無いように思うかもしれないが、実は僕自身もいままで2回ほどこの集魚灯を使った計画を提案をしたことがある。それは海岸線をライトアップする計画で普通に考えると照明メーカーの水中照明を提案すればいいと思うかもしれないが、照明メーカーの水中照明は、基本的に海水での使用は推奨していないのである。また、それは照明メーカーでは比べものにならないくらいハイパワーで一番小さいものでメタルハライドランプの1kwという具合である。当然、水圧にも耐える構造で水深350mで使用しても大丈夫という。前々から集魚灯の事で気になっていた事があったので聞いてみた。それは集魚灯にはブルーやグリーンの光が使われている事である。なぜ、白色や温白色がないのか?白色や温白色でも魚は集まってくるには集まってくるらしい。でも、漁師さんのいらない魚ばっかりが集まりすぎて目当ての魚が来ないというのである。光の色によって集まってくる魚が違うらしいのである。不思議なものである、、、。今、計画してる集魚灯のプロジェクトが実際に実現すれば密かに釣り道具をもって見にいこうかと、、、。


 
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