メンテナンス

今日から8月!

照明計画してる上で切っても切れないのがメンテナンスである。いくらLEDが長寿命でも突然切れるものもあったりして、やはりメンテナンスのことは考えなくてはならない。特に最近の建築は、吹き抜けがあったり天井が高いものも少なくないのでなおさらである。こういう時、一番多いのがオートリフター付きダウンライト、確かに確実に照度がとれるのであるがダウンライト自体も大きくなり、また、空間の面白みも少なくなってしまうので、私の場合、よっぽど照度が必要でない限り提案をしないようにしている。こんな場合、基本的に天井に何もつけない計画を提案する場合が多い。せっかくの大空間や吹き抜けなのに、天井につけるのはもったいないと思うのである。では、どうするか、ちょっと1例、写真の照明は、ペンダントをブラケット的に使用しているのですが、このペンダントには、滑車がついて、ヘッドを下げることができるのでメンテナンス性を容易にしています。また、建築意匠も船をモチーフにしていたので建築的にもマッチした雰囲気を創りだしています。

照明計画的に難しい吹き抜けや高天井ですがこういう時こそライティングデザイナーの腕の見せ所かもしれない。