照明デザイナーになった訳

自分自身なぜ照明デザイナーになったのか?よくわからない。もう、16年前の話になるが、大学を卒業してオフィス家具関係企業の企画室で2年ほど働いていた時、たまたま見た求人誌に乗っていたのが照明デザイナー募集の広告であった。はっきりいって照明デザイナーには、まったく興味がなかった。実は勤めていた会社を辞めたくて面接に行った次第である。今でも覚えているのが、面接していただいた照明計画室長に「家具のデザインがしたい」と言った時の困った顔である。そのあと、その室長が「家具のデザインも面白いけどもっと面白いのが光のデザイン、照明デザインでなく光をデザインすることって面白いよ!」であった・・・・。その当時、この意味がまったくわからなかった。しかし、悪運が強いのか、私一人内定であった。その時思ったのが、「やっと今の会社をやめれる!」であった。

(新人編へつづくかも・・・。)