ISO14001

環境に配慮している企業である事を表すISO14001という規格がある。この規格に適合する為に企業は分別ごみやコピー用紙の再利用など多項目にわたって規格に合うよう努力し、このISO14001という称号を取得するのである。しかし最近、この称号を更新しない企業が増えてきているらしい。この称号を常に維持するには毎年、審査を受け更新しないといけないのであるがその更新料がバカにならないらしいのである。せっかくコピー紙の再利用や省エネで浮いたお金よりもこの更新料の方がはるかに高いらしいのである。そう言えば、ちょっと前にこの規格を申請中の企業に行った事があるのであるが、この規格を申請するための用紙が何千枚もあってコピーも大変だと言っていた事を思い出した。いったいなんの為の称号なんだろうかっと思ってしまう。企業がこの称号を取得することによって環境に対する考え方が変わったのであれば、もう更新しなくてもいいのかもしれないと思うのである。更新しなくても今後、企業として環境について配慮していくのであれば称号がなくてもできるはずであるし、もともと自主的にすることだと思うのである。ISO14001は名刺や企業パンフレットに入れるための称号ではないのだから・・・。