LED照明は、本当に高効率?


今まで装飾やアイキャッチとして使用されてきたLEDがそろそろベース照明として使用されそうである。しかし、LEDは、まだまだ発展途上の製品である事をわすれてはいけない。現実的な照度をLEDで確保するにはDLで15W以上必要である、しかし、そのぐらいに容量になると熱量が高くなり冷却フィンなどの冷却装置が必要になってくるのである。たしかLEDは、熱がでないという事で広まってきたが、照射面ではなく基盤側が高温になる傾向にある。今、どのメーカーもこの熱対策に躍起になっているほどである。効率も実はまだ蛍光灯には遠く及ばないのが現実である。白熱球をLEDに換えると省エネにはなるが、蛍光灯の器具をLEDに換えても実際は省エネになっていない事も多いのである。地球温暖化の影響で、いろんな報道がなされているがLEDのメリットとデメリットを認識して使用しなければ、せっかくの志も意味がない事になるのである。

  • 写真左は、LEDのフルカラーシステムである。この分野は、今後LEDの独壇場になる事は間違いないだろう。コンサートやTVで大画面のビジョンが使用されているがすべてLEDのようである。(LEDシステムズ)
  • 写真右、LEDを高効率にする為には放熱対策が必要である、放熱フィンもできるだけカッコいい方がいいのである。