LED化

LED化の波が来ているようだ。
前回、発電所のCO2が出なくなる話を書いたが
確実に世の中は、白熱球からLEDに移行しつつあるようである。

私が設計協力した2009年竣工する現場は、ほぼ100%どこかにLEDを使用している。
特にライトアップなどは、当初、蛍光灯で計画していたものを
LEDに変更することも少なくない。
企業としては、ライトアップ=反省エネ行為というイメージを
LEDにする事で環境にも配慮した事にしたいのかもしれない。
LEDと蛍光灯を比較するとまだ蛍光灯の方が効率がいいので
LEDだから省エネとは言えないのであるが・・・・。

ただ、

寿命が長いLEDは、ライトアップなど高所につける器具としては
メンテナンスが少なくて済むメリットがある。
ライトアップなどは意外と電気代よりもランプ交換の人件費の方が高い
場合があるのである。なのでLEDは、ライトアップには向いている商品
であるともいえるのである。

ただLEDは、いろんなメーカーが参入してもう飽和状態である。
価格も品質もさまざまである。だからこそ使う人が見極める必要があるのである。
新製品や価格が安いからと言って選ぶのではなく実際に光を見て選ぶことが
LEDでは絶対不可欠なのである。

写真は、今年竣工した大阪の大学。ロールスクリーンボックスに1.8WのLEDを
3灯仕込んでいる。
Architect Design by Mitsubishi jisho sekkei