照明計画提出資料作成

照明計画するときのプレゼンテーションというか計画図書を作成する上で大切なことはいかに光を表現するかである。時間もお金もかけれるのであれば3DCGで作成することも出来るのであるがほとんどの場合時間もなければお金も無い場合がほとんどである。5〜6年前であれば青い紙や黒い紙に黄色い色鉛筆で光を描いて提出したりしていた。(これはこれで味のある表現ができるのであるが・・・。)私の場合、最近は、ほとんどパソコンでアドビのイラストレーターというソフトを使用して計画する場合がほとんどである。イラストレーターの良いところは半透明が使えることである。半透明は他のソフトでも使用できるものもあるかもしれないがイラストレーターの場合、半透明でグラデーションが使えるのである。グラデーションがいろんなパターンで使える事は光を表現する上で非常に便利である。また写真の貼りこみも簡単でCADからDXFデータもDWGデータも読み込めるので本当に重宝している。ただノーマルのままだと縮尺や寸法が使えないのでCADツールソフトをプラグインで入れている。これを入れる事でレイヤーごとに縮尺を変えることもできるし、寸法線も入れる事が可能になるのである。ただ建築系の人はあまりイラストレータを使われていないのでデータを渡せない事があったり、写真を使うとものすごく重たくなり50MBを軽く超えてしまうのが難点かもしれない。しかし、照明計画する上で半透明グラデーションは絶対不可欠なのである。

  • 昔のプレゼン資料、青紙にコピーしたり、白黒反転した図面に黄色い色鉛筆で光を表現。この色鉛筆も反転コピーに色がのりやすいいものとのらないものがあったりして、いろいろ試行錯誤した、でももうこの色鉛筆も生産中止になってるみたいである。

  • イラストレータのよいところは貼ったりきったりしないので綺麗にできることと変更が容易にできることかなあ。