ガラスブロック

建築建材としてたまに使われるガラスブロックであるが照明を仕込むとブロックの種類によっては、クリスタルの照明器具のように光り輝く。現在、リノベーションをしている建物にもこのガラスブロックが使われてる。そこで、ガラスブロックに照明を当てる実験をしてきた。通路側に蛍光灯を入れた照明器具を床に置きガラスブロックと器具との距離を調整しながら一番きれいに光る位置を探すのである。ガラスブロックと器具が近すぎると光りも広がらず蛍光灯の器具も見えてしまう。今度は、通路の邪魔にならないところまでできるだけ器具を遠ざけると全体的に均一なグラデーションが得る事ができた。ガラスブロックはちょっと高価な建材ではあるが、昼間、明るさ取り入れるだけでなく夜間は、建築空間を光り輝かせる照明装置になる。ガラスブロックの2面性は、昼と夜まったく違った建築意匠を見せてくれるのである。


ガラスブロックに光があるのと無いのでは空間の印象が変わる。