某オフィスビル

    照明計画していたオフィスビルが竣工した。
    less is moreでは、無いができるだけシンプルに、建築空間と光の一体化を志した。

    
    1Fエントランス通路:床埋め込み照明、一見すると普通の埋め込み照明のように
    見えるがガラスの中の照明の配置は、ランプイメージや光ムラが出ないように間
    接的に光が出るようになっている。入口の扉は、日中は開いているが日が落ちる
    とセキュリティの関係で閉まる。

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    上記のエントランス通路を抜けるとこの建築の特徴にもなっているパイプの列柱
    のロビーに出る。上部は、トップライト。床埋込は、エントランスといっしょで
    ある。ガラス巾は100mm。防浸型蛍光灯を使用している。

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    回廊。奥に見える光壁は、エントランスの床埋め照明。フットライトは、パイプを
    一部カットして照明を仕込んでいる。防雨形の長寿命白熱光源を使用。

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    外階段。すべてパイプをカットしたフットライトで計画

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    階段部も同じ手法、フットライトの光が壁面にボーダーの陰影を作り上げる。

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    オフィスパブリック通路。手すりの照明のみで空間を照らしあげる。

■某オフィスビル大阪市北区):設計施工-竹中工務店