■竣工物件
病院の通路、床面の照度よりも壁面や天井面への光を重点に計画を行った。 光源は、すべて蛍光灯の電球色を使用し、温かみのある空間を演出している。 (和歌山市)
ガラスの天井には照明器具を設けず、壁面に埋め込んだアッパーダウン照明によって、床面照度を確保すると共に大矢根を象徴的に浮き上げる。
ベンチにスポットライトを仕込み、ベンチ背部の特徴的なタイルを印象的に魅せると共に空間を浮き上げている。 (鳥取県米子市)
エントランスロビー:特注のボーダーペンダント照明 官庁物件ではあるが、照明のボディを鏡面仕上げで計画した。鏡面にする事で、派手になるのではなく反対に空間に溶け込むようになり、光だけが浮き上がる。写真でも照明の一部が消えたようになっているのが…
当たり前かもしれないが、最近の住宅には、ほとんど階段がある。この階段の照明がいつも悩みの種である。ただ単にダウンライトやシーリングをつけるだけでは、面白みがない、それに建築家の方もこの階段エリアは、吹き抜けになっていたり、ガラス張りになっ…
天井からの光は、一切無く、柱巻のアッパー照明と間接照明のみで照明計画を行った。 写真は、その一部、実際の空間は、この5倍以上。 光源は、ハロゲンJDR110V40Wを使用し、上面カバーのガラスを2重にする事で、ガラス面の 温度が高温にならないように計画…
■某オフィスビル(大阪市中央区) セラミックプリントでドット印刷されたガラスの庇を特注のスポットライトにて照らしあげている。 構造体によるへんな影や光ムラが出ないよう配置と配光を幾度と無く検討した。 ドットプリントは、先端にいくほど租になり根…
先週の土曜日、佐川美術館別館の樂吉左衞門館がオープンしました。3年ほど、この計画に携わってきて、やっと、という気持ちと、もうこれで現場に行く事もないのか・・・という寂しさとあり、いつもの現場とは違う感情がこの現場にはあります。 是非、関西に…
エントランスの車寄せのキャノピー。ダウンライトは、設けず、小さいスポットで照らしてみた。 植え込みがまだ、育ってないのでスポットが丸見え・・・
照明計画していたオフィスビルが竣工した。 less is moreでは、無いができるだけシンプルに、建築空間と光の一体化を志した。 1Fエントランス通路:床埋め込み照明、一見すると普通の埋め込み照明のように 見えるがガラスの中の照明の配置は、ランプイメージ…
今年も照明設計協力させていただいた物件が賞をとる事ができた。これで第1回目から3年連続の受賞。2回目以降は、設計者の方も期待されていたので、ちょっとプレッシャーが・・・でも賞がとれて内心は、ホッ。それに今回は今までの物件とは違い木造鉄筋構…
先日アップした、2Fの宴会多目的室のリニューアルの他にエントランスロビーもリニューアルを行った。まだ、家具が入っていないのでちょっと閑散としている、っていうかまだフローリングの塗装中です。そのさなかにうろうろして職人さんには申し訳なかった…
最近のルーバーは、多種多様になって、屋内屋外問わず、いろんな空間にルーバーが使われてる。しかし、照明を計画するうえでこのルーバーは、くせものなんである。ルーバーは、見る角度によっていろいろ変化する為、光りの出る方向を考えながら照明を考える…
空調と照明は、一見すると関係の無いように思われるが、空調のことを気にせず計画すると思わぬトラブルを生むことがある。ある住宅の照明でダイニングテーブル上にペンダントを2灯つけたのであるが竣工後に行ってみるとペンダントのすぐ横の壁にエアコンが…
天満天神繁昌亭が今日柿落とし!ちょうちんの照明デザインなどいろいろ協力させていただきました!柿落とし公演は、ほぼ完売したみたいですね!もうっちょっと、落ちついたら僕も是非、照明じゃなく落語を聞きに行きたいと思います!照明デザインについては…
建築建材としてたまに使われるガラスブロックであるが照明を仕込むとブロックの種類によっては、クリスタルの照明器具のように光り輝く。現在、リノベーションをしている建物にもこのガラスブロックが使われてる。そこで、ガラスブロックに照明を当てる実験…
よく照明関係者と現場やリサーチに行くとよく言われるのが「あの間接照明ランプが見えていますよね!」とか「光源まる見えですね!」とかである、しかし、僕が見た限りでは、まったく問題無いと思うのである。それは、照明デザイナーを擁護するわけではなく、本…
リノベーションの物件である。外構照明の計画協力させていただいた。 設計は一級建築事務所NRMさん。 阪急武庫之荘駅徒歩10分ぐらいのところにある商業ビルである。 リノベーション前:打ち放しのデザインが特徴的であったが汚れなどが目立ってきていた。 - …
照明設計協力させていただいた住宅「kH:3」が竣工いたしました。設計は、一級建築事務所NRM(エヌ・アール・エム)さんです。 ファサード:打放しの部分だけが浮き上がり建築のボリューム感を創りあげている。 トップのライトアップされた光は、トップライト…
照明設計協力させていただいた名古屋の住宅ah:1が竣工した。設計は一級建築事務所NRM(エヌアールエム)。基本となる光はすべて壁面を光らせる事で空間の明るさ感や奥行き感、それにボリューム感を感じるように設計をした。 水盤越しにリビングを見る。 廊下…
照明設計協力させていただいた最近の物件を紹介いたします。 建物の内部の照明計画をしたのですが内部の写真は許可が 必要そうなので誰でも見ることができる外部写真だけをUPしておきます。 -養父市大屋町にある公共施設 1.円形の部分が吹き抜けになっていて…
光壁や光壁をつくる時、建築との壁の隙間がどれだけとれるかで均一な光がつくれるか 決まってくる。しかし、建築的に空間の余裕がないときがほとんどなので、照明デザイ ンする上でいつもつらい思いをしてしまっているのが現状である。確かに均一な光壁も き…
先月竣工した私が計画した現場です。 似てるようですが、考え方は違います。 突き板を使用しているのは、同じです。
昨日の現場は、1998年から計画参加していた現場でした。あしかけ8年本当に長かったです。再開発事業だと地権の関係でなかなか進まなかったり、住民との話し合いなどでどうしても竣工まで長くなってしまうようです。長くなると計画の見なおしされる回数…